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レッドロケッツ応援記  ~12/5 対上尾メディックス アクシデントに見舞われ悔しいフルセット負けもチーム一丸で戦いつかんだ手応え~

  info_category1.gif2015/12/07


 
 寒波の到来で雪が舞う中、北海道・函館での上尾戦に臨んだレッドロケッツ。後半戦に向け、一気に加速すべく、3連勝、4連勝を狙ったが、トヨタ車体にフルセットの末に敗れ惜しくも3連勝はならず。キャプテンの島村は「所々チャンスがあったにも関わらず、甘い部分が出てしまった」と反省の弁を述べ、地元・北海道の試合で指揮を執る山田監督も「北海道の方々に『来てよかった』と思われる試合がしたかったのでとても悔しい。上尾戦では勝利する姿を見せて恩返しをしたい」と意気込む中で迎えた上尾戦だったが、11-7と4点をリードした第1セット序盤、攻守の要である近江が足を痛めコートを離れる。リードしているとはいえ、大黒柱の不在というピンチに暗雲が漂うが、嫌な流れをピシャリと断ち切ったのが、白垣のサーブだった。前に落としたり、コートのギリギリまで伸びるサーブを打ったり、緩急をつけたサーブで相手の守備を崩し、2本のサービスエースを含む9連続得点で20-9と上尾を一気に突き放す。思わぬピンチに見舞われた直後の「攻めるサーブ」はチームに得点だけでなく勇気も与え、そのまま押し切ったレッドロケッツが25-16で第1セットを先取した。
 近江に代わり突如出番が巡って来たのは、地元、北海道・札幌出身の小山だ。投入された直後はサーブで狙われ、相手ブロックに捕まる場面もあったが、積極的に攻撃参加する姿勢を見せるなどハツラツとしたプレーで躍動。上尾に先行された第2セットも、小山のサーブを契機に追い上げ、一進一退の攻防を展開する。18-17とレッドロケッツが1点をリードして終盤を迎えたが、上尾もサーブから反撃に転じ、両者譲らずジュースへ突入。古賀のブロックやスパイクで25-24と一時はレッドロケッツが抜け出すも、上尾の攻撃に屈し、25-27で惜しくもこのセットを落としてしまった。
 
白熱した接戦が展開される中、コートの中で常に冷静なプレーを見せたのが、第2セット終盤にも連続得点を挙げた古賀だ。ワールドカップでの活躍も記憶に新しく、開幕戦からレギュラーとしてプレーするスーパールーキー、その活躍は周知の通りだが、当然ながら対戦相手も攻守のバランスに優れた古賀に、少しでも万全な状態で攻撃をさせまいと、常にサーブで古賀を狙ってくる。山田監督も「攻撃面、守備面共に古賀の負担が大きい」と言うように、特に2レグに入ってからはその傾向も強まって来た。
だが古賀自身は「負担ではないし、もともとそういうポジションなのでもっと頑張ります」と笑うように、多くの役割や責務を担うことも自身の成長に必要な要素だと受け止めている。近江が抜けた上尾戦でも、サーブレシーブでフォローにまわり、攻撃もサイドアウト、ラリー時に関わらず積極的にトスを呼ぶ姿が随所で見られたのは大きな収穫と言えるだろう。


 
1、3セットをレッドロケッツが取り、2、4セットは上尾が取り、連日のフルセットへ突入。当たっていた白垣にボールを集め、得点したレッドロケッツに対し、上尾もエースのマーフィーにトスを集め得点する。両チームのエースが打ち合いを展開したが、白垣がブロックで捕まり、サーブで崩されて連続失点を喫すると、上尾の勢いが加速。7-8からの7連続失点を喫したレッドロケッツは最後まで粘りを見せながらもフルセットの末に悔しい敗戦を喫した。
 1ポイントを獲得したとはいえ、混戦の続くレギュラーラウンド、1つでも多くの勝ち星を挙げ、上位陣をとらえたかっただけに、もったいない敗戦ではある。だが、チーム一丸となって戦う姿、そして、極寒の函館で展開した熱い試合は、きっとこれからの浮上へと続く大きな糧となるはずだ。
 次節はとどろきでのホームゲーム。島村は「もう負けません」と力強く言い、古賀は「連敗してしまってもう負けられないので応援を力にして頑張ります」と言い切る。
 多くのサポーターが訪れるとどろきで、この悔しさを晴らしてくれるに違いない。






 内定選手として合流して以来、地元、北海道での凱旋試合。地元の札幌からは家族や友達、親戚などたくさんの応援団が雪の中、車で5時間かけて、試合が行われる函館まで応援に駆けつけてくれた。
 お世話になった人たちが見てくれる場所で、少しでも、今、自分が頑張っている姿を見せたい。
 気持ちとコンディションを高めて試合に臨んだが、土曜日のトヨタ車体戦は出場機会がなく、ベンチで「どんな状況でもコートに入る機会があったら自分のベストを尽くそう」とワクワクしながら出番を待っていた。
 その時は、急遽訪れた。日曜日、上尾メディックスとの第1セット、11-7の場面で突如と巡って来た出番。
「突然すぎて緊張はしませんでした。とにかく思い切りやってやろう、と思ってコートに入りました」
 サーブで狙われる場面もあったが「狙われるのは仕方がないし、あかりさんと同じようにはできない」と、気持ちを切り替えた。投入された直後は相手のブロックに阻まれ、なかなか決まらなかったスパイクも2セット、3セットと試合を重ねるごとに決まり始め、弾ける笑顔でガッツポーズも見せた。
 そして何より自信になったというのが、サーブだ。第3セットでは連続サービスエースを取るなど、小山の自信になったのはもちろん、チームにとっても新たな武器として大きな成果になったのは間違いない。
「北海道で、試合に出る姿を見せられてよかったです」
 敗れた悔しさはあるが、チャンスをもらえた喜び、そして得られた自信。後半戦に向け、地元の声援を力により大きく、羽ばたいていく。
 

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