レッドロケッツフェスタ2009開催

  2009/07/21


  46年ぶりの皆既日食を間近に控えた3連休最終日、NEC玉川事業場内にてレッドロケッツフェスタ2009が開催された。日頃からたくさんの声援を送ってくれるファンの方々と、選手が触れ合うことのできる年に一度の貴重な機会。13時の開場を前に(何と一番乗りは4時間前!)、多くの来場者が列をつくった。
 選手たちが撮影したウェルカムビデオが上映されるなか、登場を今や遅しと待ち続ける。14時、ようやく開会が告げられると、杉山前キャプテンを先頭に、背番号順に選手がサインボールを投げ込みながら登壇した。


 まず行われたのは、昨シーズンを振り返る結果報告ビデオの上映。ハイライトシーンが流された後、山田監督が挨拶に立った。
「昨年はレッドロケッツ30周年という節目の年。これまでの伝統を死守し、四強入りするために重いシーズンではあったが、高橋、成田といったチームの礎を築いた選手たちや、杉山キャプテンを中心にチーム一丸となって戦うことができた」
 4年ぶりの四強進出、3位入賞を果たしたことは1つの成果ではあるが、頂点を目指すチームとして、その結果に満足する気はサラサラない。今シーズンは「チームケミストリー」をテーマに掲げ、1人1人の力を何倍にもすべく、総力を結集することを誓うとともに「新しい戦いへ向けた、準備が始まった」と山田監督は力強く述べた。


 続いて前キャプテンの杉山選手も「昨シーズンは優勝を目指して戦ってきた。3位という結果は悔しいけれど、それでも四強入りを果たしたということは評価できるものだとも思っている」と話し、「新人3名と新加入の2名を加え、新たな顔ぶれでまた戦っていきます」と今シーズンへの抱負を述べた。
 さらにここで、スペシャルゲストが登場。5月の黒鷲旗を最後に、チームを退団、現在は休養しながら新たな活動を始めた高橋みゆきさんが紹介されると、会場のあちらこちらでフラッシュが光り「シンさーん!」とたくさんの声援が送られる。「これから身体を休めて、戻ってくるかもしれないし、戻ってこないかもしれないし…。今後のことはまたゆっくり考えます」と言う高橋さんに、会場からは「戻ってきて!」の声が飛ぶ。笑顔でエールを受け止めた高橋さんも選手とともに席につき、レッドロケッツフェスタが開幕した。


 間もなく、会場内の照明が消える。何が起こる? と期待が高まるなか、現れたのは松浦、滝口、八幡の新人3名と、新加入の井野、そして佐々木マネージャー。揃いのメイク(?)で頭には水泳帽や金髪カツラ。
 EXILEのCHOO CHOO TRAINが流れ、華麗なダンスショーかと思いきや、さらに派手な衣装へ早変わりした高卒新人トリオが後ろを向き、 BGMはEXILEから矢島美容室へ。鮮やかな腰振りダンスに歓声が起こるなか、3人は度胸満点に「ニホンノミカタ~ネバダカラキマシタ」を堂々と披露した。練習期間は3日と言うが、松浦選手曰く完成度は80点、滝口選手は84点。「会場、盛り上がっていましたか?」とやや不安げでもありましたが、大丈夫、バッチリ盛り上がっていました。


 美しきダンスの後は、内藤選手も加わり、それぞれがチームの新戦力としての意気込みを述べた。
「NECに入れて光栄。サマーリーグでみんなのプレーを見て、私も早くプレーしたいと強く思っています」(内藤)
「自分なりの修行期間を終えてNECの一員になれたので、これからもっとプレーを向上させたい」(井野)
「ポジションを変え、セッターで1から頑張っているけれど、これからもっと頑張りたい」(松浦)
「チームを盛り上げるために頑張る。たくさん練習してうまくなりたい」(滝口)
「身長は大きくないけれど、速さとパワーをつけて頑張りたい」(八幡)
 力強い戦力が加わったレッドロケッツが、今から楽しみでならない。

 レッドロケッツオフィシャルサポーターの「フリーウエイハイハイ」の生ライブでは「37℃のラブソング」とサポートソングの「約束の場所」を唄い、選手・参加者全員が手拍子でノリノリの盛り上がったライブとなりました。
その後はフリーウエイハイハイも参加し、おまちかねのゲーム大会へ。選手は3チームに分かれてジェスチャーゲームと絵心クイズに挑戦した。
 それぞれ出されたお題をジェスチャーで表現し、会場のファンに正解を答えてもらうジェスチャーゲームでは、「タコ」を奇妙な動きで表現した内田選手のいるBチームが正解数10問で最下位に。罰ゲームの青汁の苦さに眉をしかめるなか、MCから飲み終わってひとことを求められた内田選手は、思わず「もう1杯」。すかさず佐々木マネからお代わり青汁が差し出され、2杯目も一気に飲み干すハメに。


 引き続いての絵心クイズは、3チームがそれぞれ与えられたお題をイラストで描く。「ルナちゃん」「ペンギン」「佐々木マネ」というお題のもと、それぞれ画伯ぶりを発揮する。会場からも「そっくり」と高評価を得た丸山選手もいれば、見せた瞬間に爆笑が起こった有田選手のルナちゃんもあり。各チームの最下位に認定されたのが有田選手、滝口選手のペンギン、高橋さんの佐々木マネ。ジェスチャーゲーム同様に、罰ゲームの青汁を一気に飲み干す姿に、会場は拍手と笑いに包まれた。


 選手が実際に使用した練習着やユニフォームが当たる抽選会を終えると、今季から新キャプテンに任命された渡邊選手が挨拶に立った。「緊張しているんです」と言いながらも「たくさんの人に支えられていると、改めて感じることができた。今季も若手とベテランが総力戦で、選手、スタッフ、ファンと一つになって戦います」と力強く抱負を述べた。
 最後は熊崎部長が「応援の力は本当に心強い。レッドロケッツはこんなにいいチームなんだと見せられるように、そしてみなさんの期待に応えられるように頑張ります」と宣言し、楽しかったファンフェスタは閉幕した。


 時間ギリギリまで行われたサイン会にも多くの人々が列をつくり、選手たちは笑顔でペンを走らせた。楽しく共有した時間が、今シーズンを戦う糧になったことは間違いない。今シーズンも、レッドロケッツへご声援よろしくお願いします!

(取材・文:田中 夕子、写真:大谷 欣也)


  

アーカイブ