日本代表始動!~有田、井野、松浦、八幡が語るそれぞれの決意~

  info_category3.gif2010/05/17




 プレミアリーグ、黒鷲旗は終わったが、バレーボールシーズンは終わらない。日本代表候補メンバーが東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターに集い、今秋日本で開催される世界選手権への第一歩となる合宿をスタートさせた。
 今季、レッドロケッツから日本代表候補に名を連ねたのは5名。杉山はケガによるリハビリのため合宿には参加していないが、有田、井野、松浦、八幡の4名が5月13日の記者発表の席で、日本代表のユニフォーム姿を披露した。

 まずは登壇した30名の選手の中から、今回初めて代表入りを果たした9名の選手が抱負を述べる。レッドロケッツの松浦、八幡も初選出組に含まれるため、まず松浦が「代表という責任をしっかり持って、高さを生かしたトスを上げられるように頑張りたい」と述べると、続いて八幡が「初めてこの高いレベルの中に入ったので、しっかり自分を磨いて、いろんなことを吸収したい」とやや緊張の面持ちながらも、はっきりと決意を示した。
 黒鷲旗でも最優秀リベロに輝いた守備力を買われた井野は、06年の世界選手権以来、4年ぶりの代表復帰。代表候補入りを聞き「すごく光栄だった」という井野は、「4年前と、それからここまでの4年間で自分がやってきたことがどうだったのか、ここでもう一度自分自身が知るチャンスをもらえた。とても楽しみ」と笑顔で抱負を語った。
 昨年も代表候補メンバーに名を連ねた有田だが、ケガの状態が思わしくなく、試合出場の機会は訪れずに全日本シーズンを終了した。今回の選出を聞き、はじめは「自分でいいのかな」と半信半疑だったそうだが、素直に嬉しさも感じたと言う。「これをきっかけに体を万全な状態にして、今までケガで断念してきた分もしっかり挑戦したい」と活躍を誓った。
 
4選手とも、それぞれ胸中に抱く決意や目標には多少の違いはあるが、「選ばれたからには、日本代表として力を尽くそう」という思いは同じ。次なるステージへ向け、力強い言葉を残した。
「自分がリベロとしてやるべきことは決まっていると思うので、もっとレベルを上げてアピールしていくかをしっかり考えて、目標高く頑張ります」(井野)
「自分ができるプレーをしっかりやって、新しい日本代表に貢献できるように頑張りたいです」(松浦)
「たくさんの選手のいいところをどんどん吸収して、やるからには最後に選ばれるように、1日1日を勝負だと思って一生懸命頑張ります」(八幡)
「まずは体を万全な状態に治して、最後の最後で選ばれるような努力をして頑張っていきたいです」(有田)
 井野、松浦は今月中旬からのヨーロッパ、ブラジル遠征メンバーとしてモントルー国際大会にも出場する予定だ。レッドロケッツを代表して、世界と戦う選手たちへ。チーム同様に変わらぬ声援をよろしくお願いします。

(取材・文:田中 夕子)


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