NECレッドロケッツ・内藤キャプテンインタビュー

  info_category3.gif2010/07/16





―キャプテン就任を伝えられたのはいつですか?
6月の中旬です。スギちゃんと「えっ? 私たち?」とびっくりしたのですが、いろいろ話し合って、杉山先輩が「やれ」と言ったので引き受けました(笑)。冗談ですけど(笑)。

―移籍して2年目でのキャプテン、戸惑いはありませんでしたか?
最初はありましたね。おっしゃるとおりまだ入部して日も浅いし、ここでのキャプテン経験もないし、去年はリハビリしながらプレーしていた状況で、今年急に状態がよくなるわけでもない。「そんな状態で務まるのかな」と不安が大きかったんです。でも、中堅選手が抜けてチームもまた若くなりましたし、いろいろ考えて、頑張っていこうと。キャプテンだからとあまり気負うのではなく、果たすべき仕事はみんな同じだから、副キャプテンも含めた3人で協力しながらやっていこうと思えるようになりました。

―去年はチャレンジの年、今年はそれを固めて勝負の年になると思います。キャプテンとして、プレッシャーを感じますか?
成績を残さなきゃいけないとか、多少は考える部分もあります。それがプレッシャーなのかな。ただ、どの役割にいようと、それぞれプレッシャーがあるし、全然プレッシャーを感じないことはないと思うので、ある程度は感じたほうがいいんじゃないですかね(笑)。プラスに考えます。

―内藤選手ご自身が改めて振り返って、昨年はどんなシーズンでしたか?
移籍する前に右手首の手術をしました。これからどうなるか、どうやってプレーをしていくのかと思いながら始まった状況にも関わらず、新しいトレーナー、ストレングスコーチが協力してくれたおかげで、想像よりも早く試合復帰することができました。正直なところ、始まる前は「ダメなんじゃないかな」と思っていたので、想像より早く試合に復帰することができたから、今度は「もうちょっといい状態でプレーしたい」と欲が出ましたね。こうして振り返ると、改めて、試合復帰させてもらえたことが大きかったと感じるし、みなさんの協力なしにはできなかった。感謝しています。


―ご自身の課題、チーム全体の課題、まず取り組むべきことは何だと感じましたか?
自分個人としては、まずセッターとのコンビを合わせることです。今までずっと他のチームでやってきて、今までのいいところも、今ここでのいいところもあるので、もうちょっと柔軟に、もう少しいい形で取り入れられるようになりたいと思いました。チームのシステムもやっと覚えてきたので、それを頭に入れつつ余裕を持って動いていくことができたらいいなと。チーム全体としては、若いチームというのがモロに出てしまった感じでしたね。いいときはいいけれど、悪いときは悪い。典型的な波がありました。でもそれは経験や、試合を重ねて感じをつかむものだと思うし、チームが新しくなったり、メンバーが入れ替わったときにはどのチームでもあることですよね。だからそこは乗り越えないといけない。次のリーグではしっかり克服したいです。

―現在のチーム状況は?
今の時期は全日本で抜けている選手もいるし、私たちも自主トレから合流したばかりなのでわからないことが多いですが、夏場の鍛練期をみんなで乗り越えて9月ぐらいからはある程度固めてチーム練習になるかと思うし、自分自身もしっかり体をつくっていきたいです。去年のリーグで結果が出せなかった部分は、数字でもはっきり表れているので、そこは克服していかないと。たとえばリーグでも、勝っていれば課題にチャレンジできるけれど、負けてしまうとそこでまた新しい課題が出るから、それを克服して、なおかつ次の対戦に備えなければいけない。これは時間も限られているし、すごく難しいんです。今リーグは、試合をしながら修正していけるチームになりたいし、ならなきゃいけないと思っています。

―今シーズンに向けて決意を聞かせて下さい
昨シーズンは、まだまだここに来て自分のことで精一杯の部分が多くて、本来ならば「もっと自分がやらなければいけなかった」と思うことがありました。今シーズンはキャプテンという立場があるからではなく、後輩のためにも、チームのためにも、私が持てる荷物をもう少し多くしたいです。

―では最後に、応援してくれる方々へのメッセージをお願いします
いつもたくさんの力を貸していただいているのに、まだそれにお返しできるようなパフォーマンスや結果は残せていません。みんな「もっと見せたいのに」という歯がゆい気持ちもあったので、今シーズンは昨年よりもパワーアップ、レベルアップしたものをみなさんに見せてお返ししたいです。


取材:田中 夕子
JVL承認NECW-2010-T004

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