レッドロケッツファンフェスタ2010開催リポート

  info_category4.gif2010/10/12



 来るリーグに向けて、日頃応援いただいている方々に感謝の心を示す「レッドロケッツファンフェスタ2010」が10月9日に開催された。あいにくの雨で、やや肌寒い土曜日となったが、開場前から多くのファンが列をつくり、フェスタの開催を待ちわびる。そんな皆様を、選手自ら受付に立ってお出迎え。嬉しいサプライズプレゼントに、来場者も笑顔がこぼれる。
 受付に立つ若手選手たちと並んで、来場者を迎えたのが杉山副キャプテン。実は9月の台風9号で杉山選手の出身地である静岡県小山町が大きな被害を受け、秋の祭りなど地域の行事は中止、今も復興活動が続いている。そんな故郷のために何かできないかと、ファンフェスタの場を借りて、杉山選手自らが先頭に立ち、これまで世界選手権やワールドカップで着用したユニフォームにサインを入れて、チャリティオークションと募金活動を実施した。杉山選手の思いに賛同し多くの方々から募金に協力いただき、温かい気持ちを受け止めた杉山選手はファンフェスタの冒頭で「ご協力して下さった皆様に感謝して、責任を持って私が地元に届けます」と挨拶した。
 
    

 待ちわびた時刻をむかえ背番号順に、サインボールを投げ込みながら各選手が登場。多くの拍手と歓声が選手を包み、いよいよ今年のファンフェスタがスタートした。
まず昨年度で勇退した中村、松崎両選手からのメッセージがスクリーンに流れる。長きにわたりチームの一員として戦い続けた2人の温かい言葉に続いて、日本代表合宿のため今回は参加できなかった井野選手からのビデオメッセージ。さらに、日頃はなかなか見ることのできないトレーニング中や練習中の選手たちの姿を追った映像が、清木場俊介さんが歌う今季のサポートソング「GO!WAY!」とともに流れる。最後は、「共に戦おう!」というレッドロケッツからのメッセージとともに山田監督が壇上に立ち、今リーグに向かう決意と今季のチームスローガンを発表した。
「今季は『Grow up~今~』という言葉に、100%の力を当たり前に繰り返すという強い意志を込めました。見ている方に、勝って心から喜んでもらえる、また強く愛されるチームを目指します」
 決意表明の後は初開催となったファンミーティングへ。来場者からの質問に選手が応えるミニ質問コーナーで「今季の目標は?」という質問に対して「もちろん優勝。でもただ勝つだけではなく、見ている方に感動や元気を与えられるような意味のある試合をして優勝したい」と秋山副キャプテンが力強い言葉で締めくくった。

   


 選手の素顔に触れることができるファンフェスタでは、忘れちゃいけないお楽しみ、新人選手によるパフォーマンス披露がある。ざわざわした会場の照明がフッと消え、舞台袖から張、松浦(麻)、島村、白垣の4選手が制服姿で登場。
「NEC総選挙で残念ながら2名落選してしまいましたが、今日はみんなで踊ります! 落選した人も、一緒に踊れますか??」
 マイクを持った松浦(麻)選手に連れられ、内田選手もAKB48ならぬ、NEC4に仲間入り。さらに竹内、滝口、松浦(寛)も加わり総勢8名で「ヘビーローテーション」と「会いたかった」を華麗に披露。最後は「今の心情にぴったり」という「DIAMOND」を歌い上げた。
 リーダーの松浦(麻)選手は「練習は3~4回しかできなかったけど、なかなかでした。でももうちょっとできたかな…。でもこの歳で制服を着て、体を張ったので80点です」と自己採点し、笑顔でアピール。今春卒業したばかりの川崎橘高校の制服を着た島村選手も「85点。マコさんもチョウさんも制服姿が似合っていました」と満足そうだった。
「選挙で落選」と言われながらも急遽ステージに立たされた割に、踊りをバッチリ決めた内田選手。「本当の総選挙は私がトップだからセンターに立つ予定だったけど、今回は新人に譲りました」とのこと。果たして総選挙の結果は? 皆さまのご想像にお任せします。
 ちなみにこの制服姿は、他の選手にも意外と好評だったようで、ライバル意識もチラホラ。内藤キャプテン曰く、「スギちゃんと私もまだ制服姿でいけると思うので、来年はご期待下さい」だそうです。どうぞ皆さま、お楽しみに。

   


 新人選手たちのパフォーマンスで盛り上がった後は、参加者と選手が3チームに分かれてのゲーム大会へ。「言葉当てクイズ」「連想ゲーム」「ファイブボンバー」と3つのゲームが行われたが、最も盛り上がりを見せたのが最初に行われた「言葉当てクイズ」だ。
 3チームに分かれた参加者それぞれが、決められたお題を同時に声に発し、その言葉を選手が聞き取って当てるという至ってシンプルなゲームではあるのだが、大勢が一気に叫ぶと何を言っているかを聞きとるのは意外と難しい。しかも3チームが「トレーニング」「クリーニング」「ハプニング」など似たような言葉を叫ぶため、余計にわかりづらい。内藤キャプテンが率いるAチーム、杉山&秋山副キャプテンコンビ率いるBチームが苦戦を強いられる中、最初に3つの言葉を聞きわけたのが渡邊&松浦(麻)率いるCチーム。2チームの苦戦ぶりを見て、観客席ギリギリまで乗り出した渡邊&松浦(麻)両選手を、内藤&内田が後ろから押してジャマをする嫌がらせにも負けず、見事「ワンボックス」「インデックス」「クライマックス」の聞き分けに成功。ゲーム大会優勝へ幸先いいスタートを切ったのだが、3つのゲームの合計点で優勝を果たしたのはAチーム。「勝利への執念が勝りました!」と内藤キャプテンと内田選手はご満悦そうだった。

   
 

 各チームごとに記念写真を撮影し、選手のサインが入ったオリジナルグッズが当たる抽選会を終えると、いよいよファンフェスタもフィナーレへ。チームを代表して、高田部長からお礼の挨拶と内藤キャプテンが感謝の言葉を述べた。
「今日この日を皆さんと過ごせたことで、応援してもらっていることを改めて実感できました。ここからまた、リーグへ向けて気持ちを引き締めて進みます。今リーグもたくさんの応援をよろしくお願いします」

   

 温かな拍手に包まれ、たくさんの笑顔の中でレッドロケッツフェスタ2010が閉幕した。サイン会も盛況の中、サポーターの温かな気持ちや応援する心に触れ、間もなく迎えるVプレミアリーグの開幕に向け、選手たちは更なる精進を続けていくに違いない。

取材・文:田中 夕子         
写真:AfloSport / YUTAKA


   

    

   

 

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