V・プレミアリーグ開幕直前! ~内藤キャプテンインタビュー~

  info_category3.gif2010/11/25




―いよいよ開幕です。現在のチーム状況は?
ここまで本当に早かったですね。毎回言ってますけど(笑)。
やらなきゃいけないことは夏場から変わっていないので、最低できなければならないことはみんながわかっていると思います。でもそれはあくまで最低限の「ここまでやっておかないと」ということで、勝って行くためにはプラスアルファで「これもできないと」「これはやっておかないと」という課題を克服していかなければなりません。もうすぐ開幕ですが、「もう時間がない」ではなく、「まだ時間がある」と考えて取り組んでいます。
 
―チームとして重視してきたことは何ですか?
このチームは絶対的な大砲がいるわけではないので、いかに一個人がみんなのサポート、手助けができるか。そういう面を含めても、内田、秋山、渡邊といった中堅選手には合宿やミーティングを通して「チームを盛り上げることを考えて、いろいろなことに取り組んでほしい」と話してきました。彼女たちの意識も今まで以上に変化してきていて、今は「自分たちがやらなきゃ」というのはもちろん、そこにプラスして「チームのためにどうするか」という意識が芽生え始めていると思います。それがまたチームにとってもいい感じで伝わっているし、「みんなでやらなきゃ」ということに対しては、今まで以上にクローズアップできていると感じます。
 
―今年はミーティングも多かったとうかがいました。毎回テーマは違うと思いますが、特にどんなことを確認し合ってきましたか?
気持ちの面より技術面が多いかな。毎回の練習、試合をするたびに個人の課題があって、チームの課題があるので、みんなで集中して何に取り組むか。今やるべきことはこれだから、ここをしっかり意識しようと何度も話し合ってきました。特別いい話ができるわけじゃないし、普通のことですね(笑)。リーグが始まればまた具体的な課題もでてきますから。チーム内の雰囲気も悪くない。いい状態で来ていると思います。
 
―去年、一昨年は開幕でいいスタートが切れませんでした。開幕に向けてどう盛り上げていくか、意識することはありますか?
開幕を意識するのはもちろんですが、勝利するのは8チーム中4チームなので、あまりにも開幕で緊張してしまうのは若い子たちにとっては、プレッシャーかなと。去年見ていても若い子たちが多かったせいか、開幕はガチガチでしたからね。今までやってきたことが試される場であるのは確かだし、もちろんそこでいいスタートを切って、いい波に乗るのが一番で、「緊張するな」というのは難しいですよ。でも私個人としては、若手が多いチームだけにあまりに開幕を意識しすぎてしまうのはどうなのかなと。当然試合なのでピリっとした雰囲気、準備をすることは必要ですが、いつも通りが一番で、普通を積み重ねることが大事だと思いますね。まだ模索中です。
 
―気負い過ぎたり、気合が入り過ぎてしまったり、力加減が難しいですね
できるだけ早く試合モードへの持って行き方をつかんだほしいですね。緊張を隠すために気合を入れていつも以上に声を出したりするのかもしれないけれど、いざ試合になった時に動き出しができなかったり、体は温まっていても気持ちの準備ができなかったり。私も若い頃は絶対に緊張していたと思うし、自分がどうしていたか覚えていないんです。だから試合前のスイッチの入れ方は選手自身がそれぞれつかんでほしいし、覚えてほしいですね。強いチームはそういう部分がしっかり固まっていると思うので、チームとして早く試合モードへのスイッチを入れられるようにしたい。いかに試合の早い段階でできるようになるかが大事です。フルセットの多さや、出だしの悪さという去年見つかった課題をどう克服していくかは試合をする中でやっていかなければならない面も出てくるかもしれませんが、試合の入り方をどうするか。チーム全体の一番大事なテーマとして、みんなで取り組んでいきたいと思います。
 
―チーム目標を教えてください。
まずはセミファイナルラウンドに行くことです。行かないといけないという気持ち、行きたいという気持ち、両方ですね。そのためにレギュラーラウンドをみんなで積み重ねていくこと。私たちのチームは一気に高いところへいけるようなチームではないので、自分たちの特性をわかったうえで、1つずつ積み上げて、高いところへたどり着けるように頑張ります。

取材:田中 夕子/写真:長岡 洋幸
 

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