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2009/04/13

試合レポート

レッドロケッツ応援記 ~ 4/11 デンソー戦  激戦を制し、来季へつながる3位入賞 ~

 

 今リーグの最終戦、東京体育館が赤く染まった。
 スタンド席のみならず、3階からアリーナ席まで、一斉に赤の応援ボードが掲げられる。目指した決勝の舞台にはあと一歩が僅かに及ばなかった。しかし、こ のリーグを戦い抜いてきたレッドロケッツに声援を送ろうと大勢のサポーターが駆けつけ、コートの選手たちを後押しした。

  声援に応えるように、開始早々から有田、秋山のサービスエースや杉山のクイック、松﨑のブロックなど、レッドロケッツが小刻みに得点を重ねていく。気づけ ば16-6と10点もの大差をつけ、その後も安定したサーブレシーブからセンター線を軸にしたコンビで得点を重ね、最後は有田のブロックで第1セットを先 取した。


  きっちりとシステム化されたデンソーのブロックを1枚でも減らそうと、サイド、ミドル、バック、秋山は多彩な攻撃を試みる。うまくブロックでワンタッチを 取ってからの繰り返しなど、思い通りの試合展開に持ち込むも、デンソーにとってもこれが最後の試合。互いの意地と意地がぶつかり合い、ラリーの応酬が続 く。18-21からピンチサーバー・筒渕のサーブから松﨑、高橋のフェイントで連続得点を挙げ同点としたが、終盤のラリーを制することができず、第2セッ トはデンソーへ。


  シーソーゲームは続く。6-11とビハインドを背負った第3セットだったが、有田のバックライトからのスパイクを皮切りに、センターから松﨑が、サイドか らフォフィーニャが決め、さらに効果的なブロックも飛び出し、16-13と逆転に成功。その後も競り合いながらジュースを迎えたが、ライトから有田が大歓 声のなかでも冷静にスパイクを決めてセットポイントを得ると、最後はフォフィーニャがレフトから鮮やかにスパイクを放ち、苦しみながらも第3セットを奪取 した。




 何度も訪れる苦しい場面、選手たちを奮い立たせたものがある。
  「NEC、頑張れ!」
  コートチェンジ、タイムアウト、どんなときにも変わらずかけ続けられる「頑張れ」の声。そして、自然に沸き起こる大きな拍手。




  セッターの秋山は、新たな司令塔としてシーズンを通してコートに立ち続けた。その都度生まれる課題、自信。すべてを乗り越え、受け止めることができた力の源。
  「応援してくれる人のために、優勝したかった。でもそれが叶わなかった分、最後の試合は絶対に勝って終わりたかった」


大量リードから始まった第4セットを落としたショックがなかったとは言い難い。ただ、それ以上に上回る思い。
「最後は勝って、みんな笑顔で終わろう」
レッドロケッツにとっての「有終の美」へ向け、チームが1つになる。



  最終日まで決勝進出チームが決まらないほど、もつれにもつれたセミファイナルラウンドでの惜敗。その責任を「自分の調子が悪くて迷惑をかけた」と、キャプ テン・杉山は一身に背負っていた。だからこそ。最後の最後で、杉山がコートを躍動する。

  2-4からフェイント、ライトへ回ってのクイックと連続得点に貢献し、4セット目でブロックポイントを連発したように、最終セットもブロックでワンタッチを取り、次の攻撃へつなげるチャンスを生み出す。
  「連敗から始まり、簡単に勝てる試合など1つもなかった。チームで試行錯誤しながら、1つずつここまで積み重ねて。最後に粘り勝つことができて、本当によかった」


フォフィーニャのブロックでラストポイントを刻み、選手たちの胸には銅メダルが輝いた。最後に勝って、得たメダル。負けた悔しさとともに、その重さを噛み しめながら、選手たちはスタンドへ、笑顔で手を振る。その姿に、スタンドから温かな拍手が送られた。



  チーム全員が目指し、追いかけてきた「王座奪還」の夢は果たせぬまま、長かったリーグは幕を閉じた。四強へ進出した達成感よりも、選手たちが抱くのは「応援してくれた人の期待に応えられなくて申し訳ない」という悔恨の念。
しかし、ベテランの経験と成長著しい若手の力が融合し、サポーターを含む全員の力が1つになってつかんだ3位という成績を恥じることはない。きっと、この 悔しさは来季への確かな力になる。咲き誇る満開の桜のように。いつか花開く日のために、これは1つの通過点に過ぎない。
 

(取材・文:田中 夕子/写真:アフロスポーツ、伊丹 久美子、大谷 欣也)



~ 杉山選手がブロック賞、ベスト6賞、Vリーグ栄誉賞を受賞! ~
 杉山祥子選手が個人賞としてブロック賞(3年ぶり3回目)とベスト6賞(3年ぶり5回目)を、 Vリーグ栄誉賞として個人記録賞と長期活躍功績賞を受賞しました。


-杉山選手コメント-
今リーグもたくさんのご支援ご声援ありがとうございました。
Vリーグ栄誉賞という素晴らしい賞を戴き、改めて入社してからここまでの道程でお世話になった多くの方々に心から感謝申し上げます。
日々の積み重ねで戴いた賞だけに、トロフィーの重みが自分としても感慨深いものでした。
今後とも応援よろしくお願いします。


  【個人記録賞】
   最高殊勲選手賞・敢闘賞を除く個人賞の受賞回数が、男子10回、女子8回以上受賞した選手に贈られる。

  【長期活躍功績賞】
   Vリーグ(1994/95シーズン以降)の試合出場が10シーズン以上で230試合以上の選手に贈られる。

  

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