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2009/04/06

試合レポート

レッドロケッツ応援記 ~ 4/5 東レ戦 セミファイナル最終戦で惜しい敗戦を喫し、3位決定戦へ ~

 

  紙一重の戦いだった。昨シーズンの優勝チームであり、レギュラーラウンドを1位で通過した今季の東レは、セミファイナルに入っても2連勝。リーグでも屈指 のチームであることを証明していた。しかし、レッドロケッツにとって、東レがまったく歯の立たない相手だったというわけでもない。張と木村の両エースを軸 に、高さと破壊力のある攻撃を武器とする東レと、堅い守備からの全員バレーが信条のレッドロケッツ。互いの持ち味こそ違うが、総合力ではそれほどの差は見 られず、むしろ拮抗した関係にあった。いや、それは、この2チームだけのことではなく、ファイナルラウンドに進出した4チーム、すべてに言えるのかもしれ ない。
 「絶対に負けたくなった」「挑戦者の気持ちで向かっていくことだけを考えた」。この3日間、試合後の各チームの選手からはそんな言葉が何度も語られてい る。技術や戦術ではなく、まずは強いメンタリティを持つこと。有明コロシアムを舞台に4強が激突したセミファイナルは、その条件を満たしているかが試され る戦いでもあった。

  3日、久光製薬との初戦。レッドロケッツは「第1セットは自分たちの形でできたが、徐々にブロックでセンター線が対応されてしまった」(山田監督)と1 セットを先取してからの逆転負けで、優勝決定戦への道にいきなり黄色信号が灯ってしまう。しかし、「気持ちを切り替えていくしかない」(杉山)と臨んだ4 日のデンソー戦では、第2セットの21-24という危機を驚異的な粘りで乗り越え、セットカウント3-0の快勝。最終戦に勝てば、自力で優勝決定戦という 望みをつないでいた。そんな中で迎えた5日の東レ戦だったのだ。

    ◇4/3 久光製薬スプリングス戦

 ◇4/4 デンソーエアリービーズ戦




 レッドロケッツはもちろん、東レもこの時点ではまだ優勝決定戦進出が決まったわけではない。ともに勝利だけを目指し、気迫と気迫が真っ向からぶつかり合 う大一番が始まった。立ち上がりに東レが抜け出すと、山田監督は早めにタイムアウトを要求し、すぐに流れを引き戻す。フォフィーニャのスパイクや松﨑の1 枚ブロックで着実に得点を重ねながら、23-23まではまさに一進一退。そこからフォフィーニャと有田の攻撃で第1セットを手にしたレッドロケッツだった が、第2セットは21-21の場面から今度は東レに先行され、22-25でセットを失った。


 試合前から熱い応援合戦が繰り広げられていたスタンドも、試合が進むにつれてますますヒートアップしていく。この一戦はもはや選手やチームスタッフだけでなく、勝利を願うサポーターを含めての総力戦の様相を呈しつつあった。


 第3セットは有田の強打やサービスエース、松﨑の速攻などで、レッドロケッツが再びペースをつかんだが、とくに強烈な存在感を放っていたのがエースの高 橋だった。自身が「とにかく集中して、チームが勝つことだけを考えてプレーした」と話したように、セミファイナルに入ってからの高橋は絶好調。この日も 90%を超えるサーブレシーブの成功率と、2本のブロックを含む25得点を叩き出し、文字通り攻守における柱となって、チームメイトを力強く引っ張ってい た。「チームを押し上げるムードが欲しかった」と山田監督が送り込んだ竹内の活躍もあって、レッドロケッツは第3セットを25-14と大差で圧倒する。


 しかし、意地を見せた東レに19-25で第4セットを奪われると、6-6までは互角だったファイナルセットも徐々にリードを広げられ、結局、 10-15。この日の第2試合の結果次第では優勝決定戦進出の可能性は残されていたが、久光製薬がデンソーに勝ったことでその望みも完全に潰えてしまっ た。



 セミファイナルの3試合を振り返って、キャプテンの杉山は次のように語っている。
「チームとしては集中して、つなぎや気持ちを前面に出したプレーが随所に出ていたと思う。でも、中心になってやっていかなきゃいけない私自身がもう一つ頑張り切れなかったところに、すべての結果が出ている」
 また、山田監督も「(試合には)今までやってきたことがすべて出る。選手たちに勝たせてあげられなかったことが残念」と、この敗戦をしっかりと受け止め ていた。山田新体制でスタートした08/09シーズン。目標に掲げてきたリーグ優勝には届かなかったが、4年ぶりに4強入りを果たしたことは大きな前進で ある。


 次週11日、東京体育館で行われるデンソーとの3位決定戦。もう一度全員の力を結集し、確実に3位の座を勝ち取ろう。それがV奪還を目指す来シーズンへの一歩につながるはずだ。

(取材・文:小野 哲史/写真:伊丹 久美子、大谷 欣也)

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