NEC Red Rockets

NEC orchestrating a brighter world

NEC SPORTS.NET

 
 

NEWSNECレッドロケッツ ニュース

2009/03/23

試合レポート

レッドロケッツ応援記 ~ 3/21 久光製薬戦 若手起用で惜敗も、3位でファイナルラウンドへ ~


 昨年11月に幕を開けたV・プレミアリーグの08/09シーズンも、約5ヶ月間という長い長い戦いを経 て、ついにレギュラーラウンド最終戦である。レッドロケッツは8日のJT戦勝利で4シーズンぶりとなる4強入りをすでに決めていたが、今ここで一息ついて いるゆとりはない。ファイナルラウンドにつながるような内容で、できる限り課題を克服し、チーム全体の士気を高めていく。消化試合など、あるはずなかっ た。
 しかし、この日、秋田市立体育館を訪れたファンの多くは、スタメンに名を連ねた顔ぶれを見て、少なからず驚いたことだろう。セッターに筒渕、その対角に 安藤が入り、センター線が深川と竹内。レフト線は内田と澁澤で、リベロは中村が務めた。アタッカー全員が入社3年以内という、とてつもなくフレッシュなメ ンバー構成だったのだ。


  その狙いについて山田監督は「ファイナルラウンドを見据え、優勝目指してどう戦っていくかと考えたときに、今日のメンバーがベストメンバーだったというこ とです」と説明している。シーズンを通して主軸を担ってきた選手たちを休めるため。ファイナルラウンドでも対戦する久光製薬に手の内を見せたくないため。 もしくは今後の不測の事態に備え、バックアップ選手に経験を積ませておくため。山田監督が多くを語らなかったので、すべては憶測の域を出ないが、“優勝を 目指す”という一点に関してはわずかなブレもないようだった。

 いずれにしても、出場の機会を与えられた選手にとってはチャンス到来である。山田監督から「コートに立ってる者がベストメンバー。しっかり勝負していこう」と送り出された若き選手たちは、日頃の厳しい練習の成果を発揮しようと、コート内を元気いっぱいに走り回った。
 怪我から復帰し、リーグ戦では初スタメンとなった安藤が先制すると、内田がバックアタックを突き刺す。竹内の力強さ、澁澤の高さ、深川のスピード。筒渕 が各選手の持ち味をうまく引き出し、14-14までは、百戦錬磨の久光製薬と互角に渡り合っていった。ディフェンスにほころびが生じた場面では渡邊が投入 され、最初のプレーで完璧なサーブレシーブを見せて、竹内のブロード攻撃をお膳立てしている。ところが、2回目のテクニカルタイムアウトを過ぎて少しずつ 広げられた点差を縮めることができず、19-25で第1セットを落とすこととなった。


 「(今までやってきたことを)ぶつけるしかなかった。とにかく無我夢中でやりました」と安藤は言う。おそらくは、この日出場したメンバーのほとんどが安 藤と同じ心境だったに違いない。第2セット以降、その安藤が攻撃の軸となり、誰よりも数多くのスパイクを打ち続けた。8-7と1点リードでテクニカルタイ ムアウトを迎え、その直後に連続失点を喫してからは、内田がキレのあるスパイクで久光製薬に食らいつく。ただ、若さゆえか、勢いに乗ったときは相手に引け を取らないプレーが出る反面、一旦悪いリズムになると、そこからなかなか立て直せない。相手のセットポイントで竹内が一矢報いたものの、15-25でセッ トを失い、レッドロケッツは早くも崖っぷちに立たされた。


 第3セットを前に、この日は控えとして戦況を見守っていた杉山や成田らが若い選手たちに声をかけ、なんとか落ち着かせようとする。それが功を奏し、第3 セットは相手のミスと筒渕のサービスエースで3-0と好発進。だが、逆転を許してからはその差は開く一方だった。安藤のバックアタックや内田のサービス エースなど、随所で良いプレーがあったものの、18-25。レギュラーラウンド最終戦を白星で飾ることはできなかった。




  「負けて悔しい。誰が出ても同じようにプレーができないといけないので、もっと細かいところを詰めていかないと」と語ったのは中村。この日、両チーム通じ て最多となる16得点をマークした安藤も「思い切りできたけど、負けたのは残念」と、その表情に悔しさをのぞかせた。ただ、山田監督はまったく悲観してい なかった。
 「チーム練習が不十分という中で試合に臨むことになったけれど、みんなが一所懸命よく頑張ってくれました。今日来ていただいたファンの方には、あのよう な試合をお見せすることになって心苦しいのですが、それはファイナルラウンドでいい試合をし、優勝するということでお詫びに代えたい」

 ここに来て、「すべては勝つために」という今シーズンのチームスローガンを改めて思い出す。18勝9敗の3位でレギュラーラウンドの全日程を終えたレッドロケッツは、4月3~5日に東京・有明コロシアムで行われるセミファイナルに挑む。

(取材・文:小野 哲史/写真:大谷 欣也)

アーカイブ

NEWS一覧

NEXT GAME

次の試合のご案内

V.LEAGUE

2019/12/07 12:00

金沢市総合体育館

vs 東レアローズ

RESULT

最新の試合結果

V.LEAGUE

NEC
レッドロケッツ

NECレッドロケッツ

0

vs

17 - 25
16 - 25
20 - 25
-
-
3

トヨタ車体クインシーズ

2019/12/01 15:00

宝来屋郡山総合体育館

試合詳細