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2009/10Vプレミアリーグ開幕直前! ~ 渡邊キャプテンインタビュー ~
2009/11/24
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◆意識からの改革
――キャプテン就任が決まったのはいつでしたか?
6月です。黒鷲旗が終わって、休み明けにトレーニング合宿があり、合宿を終えてから「キャプテンをやってほしい」と言われました。正直なところ、私には(キャプテンの依頼が)来ないと思っていたし、「私でいいのかなぁ」という感じでした。
――キャプテンに選ばれた理由は聞きましたか?
私がやってきたこと、練習の取り組み方や姿勢を評価していただいたようです。今年から新しいチームになったので、若いチームに対しても一生懸命取り組む姿を見せることで、変えてくれるんじゃないかと。私も今年で7年目。若い選手が増えたので、いつの間にか上のほうになってきました。不安はいっぱいなんですけどね(笑)。
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――今季は誰も抜けることなく、チーム練習を組む時間が多くありました。特によかったことは何でしたか?
いつもは全日本に行っていたスギさんも今年はずっとチームにいたので、夏場の練習でみんなが苦しんでいたときにアドバイスしてくれたり、違った目線で話をしてくれてとても助けられました。今まではリーグの直前でコンビを合わせるなど、大変なことも多くありましたが、その分はだいぶ詰められていると感じます。練習や自主練習はかなり重ねてきたので、チームはだいぶ固まってきました。
――チームとして特に重視してきたことは何ですか?
今年は全てにおいて基本に戻ろうと、スパイクのフォームも身体の使い方を意識しながら改善して、ブロックもレシーブも意識づくりから含めて、段階を追って一から取り組んできました。中でも特に意識したのがブロックです。結果に出すのは時間がかかる面もありますが、意思統一はできるようになってきて手ごたえは感じています。
――今季に臨むうえで、改めてチームとしての約束事や意識する点など、確認しあったことはありましたか?
去年はベテランの選手が多かったので、苦しさをカバーできる技術がありました。でも今年になってそこを何でカバーするかといったら、チームワークであり、どれだけみんなが同じ気持ちで戦えるかということだと思うんです。誰かにカバーしてもらうのではなく、みんなが同じ気持ちで、なおかつ高い意識で臨むことが大事だと思うので、積極的に選手間で話すようにしています。ちょっとずつではありますが、成長しているかなと感じています。
――今季もフォフィーニャ選手がレッドロケッツでプレーすることになりました。フォフィーニャ選手の存在は心強いのでは?
今年もフォフィが来てくれて本当によかったです。フォフィは周りを見ることのできる人で、若い選手に積極的に話しかけていろいろなこと教えてくれたり、自分も一緒に取り組んでくれる。自分がしんどくても顔に出さずに黙々とプレーするような選手です。そのうえ、負けたときにヘラヘラしている選手がいると「負けたのに何でそんな顔をしていられるの?」と問いかけるような熱い一面もある。フォフィがいるのはとても心強いです。
◆ファンを含めた「チーム力」で戦いたい
――ここまで早かったですか? それとも長かったですか?
あっという間でした。数年前に開幕が9月だったときも早いと感じましたが、そのときと同じぐらいここまでを早く感じるし、もっと時間がほしいです。
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――今年は8チームでの4レグ制です。特に大変だと感じるのは
どんなことでしょうか?
どうなるのか想像もつきません。データも完璧に揃った中で戦うことになるでしょうし、その中でどれだけ相手のスキを見つけられるかも含め、精神面の強さが求められると思います。心身ともにきついと思いますが、他の選手もチームも同じこと。条件はみんな一緒なので、どれだけ強い気持ちを持っていられるかだと思います。
――リーグまで残りわずかですが、現時点での課題は何ですか?
失点が続いたときに、どう切り替えていくかということです。ムードも沈みがちになるので、コートの中で話をして、悪い流れを引きずらないように、1人1人が意識しなければいけないと思います。でも少しずつ「こうしたらいいんじゃないか」という形は見えてきました。私自身としては、途中から試合に出ることが多いと思うので、そこでどれだけ自分がチームに貢献できるか、周りを安心させられるか。難しいとは思いますが、自分自身にとってはそれが一番大きなテーマであり課題です。
――改めて、今リーグへ向けた抱負を聞かせて下さい
勝負の年です。この若いチームで勝ちたい。勝つためのことを、苦しみながら、つらい思いをしながらやってきたし、私も今までとは違うことで悩んで、考えてきました。長いシーズン、ベストな状態で戦い続けるのはとても難しいことなので、誰か1人が頑張るという姿勢では乗り切れません。どれだけ全員で戦うことができるか。そして、全員で勝ちたいです。結果で証明することができたら、きっと今までとは違った優勝の瞬間を味わうことができると思います。
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――では最後に、応援してくれる方へのメッセージをお願いします
今シーズンはここまで、応援して下さる方々に支えられていることを改めて実感し、練習に取組んできました。いろんな人に支えられて、私たちがバレーボールができていることに感謝しなければならないし、感謝を忘れてただ何となくやっているのは申し訳ないことだと思います。
これまで、NECは粘ってつなぐレシーブを主体としたバレーがチームカラーで、今年ももちろんそうですが、そこにプラスして、ファンの方々、応援して下さる方々と一体になって戦っているというところを見ている方にも感じてほしい。
応援して下さる方々の存在があるから私たちも頑張れるし、そういった方々も含めた「チーム力」で戦う姿勢を出していきたい。積み重ねてきたことを自信にして、最後に勝って、嬉し泣きをしたいです。
(取材:田中 夕子)
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