内藤キャプテン&内田副キャプテン対談 ~新体制、優勝目指して頑張ろう!~

  2011/09/22



昨年に引き続きキャプテンとしてチームを引っ張る内藤選手と今季から副キャプテンに就任し、新たなリーダーとしてコート内外で若手選手を牽引する内田選手。
来るVリーグへ向けて、チームの主軸である2人が語る今シーズンの目指す道とは。
 
 
―新体制になって内田選手が副キャプテンになりました。内藤さんは引き続きキャプテンですが、新体制で変化を感じる部分はありますか?
 
内藤 : 私自身は違いを感じます。キョウ(内田)が副キャプテンになるということ自体がすごく意味があると思うし、本人の意識もだいぶ違うと感じています。前回のリーグが中断となり、黒鷲旗を迎える前までキョウ自身のこと、チームのことも含めていろいろ話をしたことがあったんです。あの1カ月はキョウにとってもすごく悩んだ時期だったと思うし、それを自分で乗り越えてきたことは黒鷲旗以降、とても伝わってきますね。
内田 : そうですか? 確かに周りからは「変わった」とよく言われましたね。吹っ切れた部分があったのかな…。考え方が変わったというか、たとえうまく行っても行かなくても、すべてのことを受け入れてまずやってみることを重視するようになりました。自分が思っている中で何が最善かを考えて、何をすることがベストかと考えるようになって、それに伴う行動をするように心がけたことがちょっとずつ「変わった」と言われているのかもしれませんね。
内藤 : ここまでいろいろ苦労があって、苦悩があったと思うけれど、ここに来て吹っ切れる時期がきたんだろうね。
内田 : もうキャピキャピする時期は終わりました(笑)。いや、これはこれで取っておこうかな(笑)。負けが続いてチームが落ち込んでいるときは、私の長所としてキャピキャピした感じを出せるように(笑)。最近はそれほどキャピキャピしていないですよね?(笑)
内藤 : そうね(笑)。気づけばキョウも(チーム内で)年上のほうになってきたことだし、実は去年の後半から「キョウの力が必要だよ」というのは伝えていたんだよね。キョウ自身もわかっていただろうから、黒鷲旗前の厳しい時期を経て成長したと思うし。チームとしては一番核となる選手だから、キョウに引っ張っていってほしいと思っていたので心強く感じていますよ。

 
―内田選手自身の中で変化を感じる部分は?
内田 後輩から見られていることを意識して行動するようになりました。私がカナさん(内藤)やスギさん(杉山)を見るように、「キョウさんがやっていないから、私たちもやらなくていいや」と思われてしまったら、チームにとって良くない。まだ私も足りない部分が多いし、見本になれるとは思っていないですけど、後輩に対しては積極的に声をかけるようになったり、些細なことですけど少しずつ気を配るようになったのは変化かもしれません。正直に言うと、以前は「個々の問題を解決するのは自己責任」だと思っていたんです。でも今はそこで少しずつ声をかけるようになった。そこはちょっとした変化かもしれません。
内藤 関わると大変だと思うことには一歩引いていたんだよね。
内田 そうなんです。すみません(笑)。でもそのツケが結局、チームが崩れて小さなミスが出ることに気付いたので、その前に食い止めようと思うようになりました。
内藤 「いいことを言ってやろう」「すごいと思われることをしてやろう」と思ってもできないし、求められていないんだよね。それは私たちも同じで、実際にできることとか、やるべきことはすごく些細なこと。小さい出来事に対して「関わろう」という気持ちを積み重ねて、チームができていくと思うし。
内田 そうですね…。もう9月だし、12月のVリーグ開幕まであっという間ですね。
 

―内田選手にとって、キャプテン・内藤選手の存在は?
  内田 大きいですよ。サマーリーグ予選の時はカナさんとスギさん、全日本組もいなくて自分が引っ張る形だったので、「うわぁ、大変だ。私にのしかかってる」と改めて大変さを実感しました(笑)。カナさんはいつもこうなんだと思ったし、私たちがもう少し引っ張ることができたら、先輩方をもっと楽にしてあげられると思うので、しっかりやります。
内藤 よろしくお願いします(笑)。
内田 チームのことを考えながら、自分のこともしっかりやらなければならないというのはすごく大変なことですよね。どうしてもどちらかがおろそかになってしまうし、私の場合はポジション的にサーブで狙われ崩れてしまうとチームにも悪影響だし。だから、ダブル、ダブルでやらなきゃならないというか…。
内藤 ダブル、ダブル(笑)。
内田 いや、何というか(笑)。チームと自分、2つのことを一緒にやらなきゃいけないし、そのためには経験を積まなければならないと思うので、練習中から積極的にやっていこうと思って…。今は実践中です。
内藤 そこは分担するものだよ。エースのポジションはただでさえやることが多いから、分け合えばいい。でも、今から「両方頑張ろう」と思うことはいいことだと思うよ。チームで戦うために助け合うのは当たり前だから、お互い助け合うことにプラスしてみんなをいい方向に持っていこう。最初は慣れないと大変かもしれないけれど、それが自分のプレーにもプラスにつながると私も経験から感じるから。人の力を使いつつ、もっと力をつけられるように頑張ってほしいから、私たちのこともどんどん使ってほしいし。なおかつ、そこでキャピキャピできるぐらいの余裕があればいいんだよ(笑)。自分のいいところが出せるというのは、自分をコントロールできているということだから、ダブル、ダブルで出せばいいんじゃないの(笑)。
内田 ダブル、ダブルは封印しましょうよ(笑)。
 


―では最後に、改めて今季の目標を聞かせて下さい

内藤 今季のスローガンは「ONE NEC TO THE TOP」です。ついにここまで来たか、これを選んだかという実感はありますね。
内田 そうですね。でも、今年はこれしかないと思います。震災もあって、苦しいときだからこそみんなが一つになる時期だと思うので、私たちだけでなくNECグループが一体となって盛り上げられるように。個人的な部分では、私が安定したプレーを維持することがチームの勝利、リーグ優勝につながると思うので、自分をコントロールしてサーブレシーブの返球率、アタック決定率を上げることが目標です。
内藤 応援してくれるたくさんの人に喜んでほしい、いい試合を見せたいという気持ちは変わらないけれど、試合になったら自分たちの力でやらなければならないので、そこはもっと強くなりたい。みんなの力を借りるのではなく、自分たちで何とかすることの大切さを最近は強く感じています。去年のホームゲームでは全試合勝つことができ、今年も期待してもらっていると思います。ホームゲームの勝利はもちろん、チームスローガンに向かってしっかり結果を残すことが目標です。
内田 カナさんにはブロックも期待していますが(笑)、先輩方の見習うべきところをいっぱい学んで吸収したいです。なるべく頼らずに頑張りますが、いろいろ相談をすると思うので、その時はよろしくお願いします(笑)。
内藤 どんどん頼って下さい。キョウには思った通りやってほしいから、1人で背負わず、どんどん頼っていただいて思い切りやってほしいです。
内田 今でも十分頼らせていただいていますし、お任せもしていますので。(笑)これ
からもっと頑張ります。
内藤 : ダブル、ダブルで頑張ろう!(笑)。

 

JVL承認NECW-2011-T013

 

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