レッドロケッツ新人選手座談会 ~それぞれの抱負~

  info_category3.gif2013/09/17



 今年度、大きな期待とともにレッドロケッツに加入した松崎美歌(リュウ)、上野香織(ブン)、小山綾菜(アヤ)、岩崎紗也加(ヒナ)の4選手。座談会と称した席上、時に笑いを交え、時に目を輝かせながら、今の心境や自身のアピールポイント、今後の目標などを存分に語ってくれた。

 氏名  松崎 美歌(まつざき みか)
 コートネーム  リュウ
 ポジション  センター
 生年月日  1990/12/13
 出身校  龍谷大学
 氏名  上野 香織(うえの かおり)
 コートネーム  ブン
 ポジション  サイド/センター
 生年月日  1995/1/6
 出身校  文京学院大学女子高等学校
 氏名  小山 綾菜(おやま あやな)
 コートネーム  アヤ
 ポジション  サイド
 生年月日  1994/7/13
 出身校  札幌山の手高等学校
 氏名  岩崎 紗也加(いわさき さやか)
 コートネーム  ヒナ
 ポジション  リベロ
 生年月日  1990/7/18
 出身校  大阪国際滝井高等学校

 
――松崎選手、上野選手、小山選手は入社して半年ほど。岩崎選手は入社間もないと思いますが、慣れましたか?
松崎 ぼちぼち、といった感じです。バレーの面では、大学の時は夜に練習していたのが、NECでは1日やっていますから、集中してできる環境にあると思います。
小山 チームには3月から帯同しているので、だいぶ慣れました。バレーに集中できる環境が整っていて、今まで以上にバレーに打ち込めています。
上野 私も慣れました。このチームに来て学んだのは、自分からやるという積極性です。バレーボールに打ち込める時間が高校の時より格段に増えて、その分、自分のプレーを追求することができています。精神的にきつかった高校時代と比べると、今は肉体的にきついですね。
岩崎 私はチームに加わってまだ2週間弱ですが、少しずつ慣れてきました。前のチームでは仕事を夕方5時までやって、それからの練習だったので、2~3時間しかできなかった練習が、今は1日どっぷりバレーだけに集中できるということで、毎日が本当に充実しています。こういう環境でバレーができることに、いろいろな方に感謝する気持ちでいっぱいです。


 
――先発出場を果たしたサマーリーグ。チームは決勝リーグで6位に終わりましたが、大会を振り返っての感想を聞かせてください。
松崎 とくに決勝リーグは、出場していたのがV・プレミアリーグのチームばかりで、コートの中に入っていても外から見ていても学ぶことばかりでした。たとえば、ネット際の駆け引きとか、他の選手がどういうふうにポジションを取っているかなど、参考になることをいくつも発見できました。試合は負けてしまいましたが、自分にとってはとてもプラスになる大会でした。
小山 決勝リーグではスタメンで出させていただきました。最初は緊張しましたが、先輩方が声をかけてくれて思い切りプレーできました。ただ、高校とはやはりレベルが全然違って、まだまだ自分の技術が足りないなと実感した一方、その中でもスパイクで決めた1点はすごく嬉しかったし、重みがありました。もっと努力して今後、1点、2点と増やしていきたいです。
上野 今回は1次リーグからセンターで出させていただきましたが、1次リーグと決勝リーグのレベルの違いを感じました。決勝リーグは、1日目に力を発揮できなかったというか、先輩たちに助けてもらってばかりで思い切ったプレーができませんでした。それをとても後悔し、その分、次の日の順位決定戦にぶつけようと臨みました。結果は負けてしまい、自分自身も納得のいかないプレーがあったのですが、1日目より思い切りできたという点では、良かった部分だったと思います。
岩崎 私は決勝リーグでチームに帯同したのですが、山田監督には「試合を見る時、自分のチームだけでなく、他のチームも見てどういう選手がいるか勉強するように」と言われていました。トップレベルのチームはどこも簡単なミスが少ないし、1人1人がきっちりプレーしていて、それが1点につながるんだとあらためて感じました。それと、レッドロケッツは1試合目の出来があまり良くなかったのですが、悪かった点をお互いがすぐに話し合って修正し、試合を重ねるごとに切り替えて生かせていました。見ていてとても勉強になりました。
 
――ご自身の持ち味、強み、注目してほしい所はどんな点ですか?
岩崎 私はレシーバーで、武器はスピードです。仲間が苦し紛れに拾ったボールをスピードでカバーしていくようなプレーで戦っていきたいと思っています。あとは、サーブカットをこれからもっと安定させて、チームのリズムを作れる選手になっていきたいです。
上野 センター、レフト、ライト、どのポジションでもできるというのが私の強みです。バックアタックも得意としているので、自分のパワーを生かしたプレーで活躍していきたいです。ただ、どこでやるとしても、レシーブのレベルをもっと上げていかないといけないと思っています。
小山 私はスパイカーとして、速いトスを打つコンビバレーが得意です。そういうプレーではセッターと息を合わせることが大切なので、先輩とも普段からコミュニケーションを取るように心掛けています。今後はもっとパワーをつけていくことと、攻守のバランスをしっかり身につけていきたいと考えています。
松崎 私はセンターのわりには身長が低いのですが、スピードとワンレッグ攻撃を得意としているので、そこをもっと磨いていきたいです。あとは苦手のブロックを今後の課題としてやっていくつもりです。

 

――次に、みなさんがお互いをどう思っているかを聞いていきたいと思います。バレーの面だけでなく、私生活や性格など、ざっくばらんにお話しください。では、小山さんについて。
上野 私に対してはすごく厳しいです。食べてる時に、「食べ過ぎ!」とか、いろいろ言ってきます(笑)。
小山 それ、ここで言う?(笑)。何でも言い合える仲なんです。
松崎 アヤはマイペース。話していても急に話題が変わるんです。えっ?今、その話してなかったよねって。
小山 家族みんな、B型なんです(笑)
岩崎 見た感じ、話す感じがふわっとした印象なんですが、でも意外と芯はしっかりしてるのかなと。
松崎 バレーに関しては、やる気なさそうに見えるけど、すごく頑張る子です。
上野 スパイクは私と真逆で、スピードとかキレがありますね。
小山 良いこと言うね!
 
――では、上野さんをどう見ているか。
上野 きついこと言われそう。
松崎 甘えたがり、くっつき虫ですね。
岩崎 たしかに。ふいにしゅっと、くっついて来る。それが可愛いんですけどね(笑)
小山 いじりやすいので、いじられキャラです。先輩からもいつも無茶ぶりとかされてます。
上野 今日も、振ってきたのにその後処理を誰もしてくれない。みんなでそっぽを向くんです(苦笑)
 
――松崎さんについては?
小山 適当!関西のノリなのか、「大丈夫やろー」みたいな。
岩崎 いやいや、一緒にしないで(笑)
松崎 もっと良いこと言って!
上野 プレーでは、ワンレッグ(攻撃)の時の滞空力がすごいです。すごく速く入って空振るかと思ったら、それを打っちゃう。
松崎 照れるやん(笑)
上野 リュウさんの方が甘えん坊なんじゃないですか?すぐ抱きついてくるし。
岩崎 私は人見知りなので、初めて会った時は怖いイメージだったんですけど、すごくたくさん話してくれて打ち解けやすかったです。今では、あれ?ちょっと天然?と感じることもあります(笑)
 
――岩崎さんは、まだチームに加入して日が浅いですが。
小山、上野 しっかりしてる!リュウさんと同い歳とは思えない(笑)
松崎 26歳ぐらいなんじゃない?
岩崎 よく言われる(笑)
上野 しっかりしてる…けど、たまに関西弁でビシッと言われます。
岩崎 いじりやすいからかな!?


 
――今後、もっと時間が経てば、新しい発見が出てくるかもしれませんが、次の質問に移ります。レッドロケッツというチームはいかがですか?
松崎 チームに合流して感じたのは、みんなが仲良いということです。先輩や後輩とかあまり関係なく、みんながよく話していて輪に入りやすかったです。オンとオフの切り替えもきちんとできているなという印象も持ちました。
小山 私も入る前は、社会人の世界は上下関係が厳しいのなかと思ったのですが、入ってみるとそんなことはなかったし、今は先輩に良くしてもらっています。
上野 私も同じです。社会人は厳しいというイメージでしたが、みんな仲が良くて、そういう意味ではイメージと違いましたね。練習は、先生の指示を中心に動く高校の時とは違い、今は選手同士でいろいろ意見を言い合うので、そこはやはり意識が高いと思いました。
岩崎 普段はみんな仲良く、楽しくコミュニケーションを取りながらやっているのですが、コートに立てば、全員が一球一球に対して厳しく、そして、できていないことは指摘し合っている部分は、監督やコーチだけでなく、チーム全体でやっているということを強く感じます。
 
――レッドロケッツの、この選手のこんな部分を見習っていきたい、というのがあれば聞かせてください。
小山 近江選手の、守備でも攻撃でもバランスが良い所と、器用さを見習いたいです。最近は全日本の活動があってチームを離れているのですが、練習の時にいろいろアドバイスしてもらっています。
上野 センターとして、大野選手、島村選手の、パワーだけでなく速さも兼ね備えている点です。
松崎 セッターの松浦選手は、練習がしんどい時でも楽しそうに声を出してやっているので、そういう面でのタフさを見習いたいと思っています。アドバイスはいただくのですが、まだなかなかできませんね。
岩崎 同じリベロの鳥越選手はすごくパワーがあって、サーブカットでもオーバーハンドできっちり返しているので、そういうオーバーのハンドリングを私も身につけたいです。またポジションは違いますが、松浦選手の1球のボールに対してのガッツ、絶対落とさないという気持ちが、一緒にコートに入っていると伝わってくるので、私もリベロとしてそういうプレイヤーになれるようにやっていきたいと思います。


 
――もうすぐ開幕する初めてのリーグ戦を前に、それぞれの決意表明をお願いします。
岩崎 今までやってきた9人制とは違う部分もあって、課題がまだたくさんありますが、過去の経験には自信を持って、良い部分は残しながらも、監督やコーチから指摘される技術的な細かい部分をしっかり身につけていきたいなと。ただ、あれもこれもと思いすぎても試合では生かされないので、1つずつ徹底して自分のものにしつつ、さっきも言いましたが、サーブカットでチームのリズムを作っていける選手になりたいと思います。
上野 サイドでもミドルでもどこでもできるようになりたいのですが、今はミドルをやるとサイドが、サイドをやるとミドルができなくなるなど、バランスが取れていません。そのためにもスパイクのフォームの改善やレシーブ力を上げること、また、サマーリーグでも感じたことですが、1本ミスすると自分の中で落ち込んでしまったので、そういうメンタルの部分でも強くしていきたいです。そしてリーグ戦では、チームが日本一になれるように、いつでも試合に出る準備はしておくつもりです。
小山 リーグ戦に向けて、どのプレーというわけではなく、全体的に伸ばしていきたいのですが、今できることは、新人としてチームを盛り上げることだと思っています。サマーリーグでも私やブンがガッツポーズをすると、チームに勢いがつくと言われたので、そういう所も率先して、笑顔で声を出すようにしたいです。サマーリーグで味わった悔しさをまた味わいたくないので、リーグの雰囲気に飲まれないように気合いを出してやっていきます。
松崎 ブロックが今一番の課題なので、もっと自分を追い込んで練習に取り組み、リーグで通用するようにしておきたいです。まだ新人なので元気よくプレーするのは当たり前ですが、年下のチームメイトもサポートしながら、自分自身もしっかりやっていきたいと思います。
 
――最後に、レッドロケッツのファンのみなさんにメッセージを。
上野 新人ではありますが、見ているみなさんに感動していただけるようなプレーをしていきたいと思っていますので、これからも応援をよろしくお願いします。
小山 NECレッドロケッツは長い歴史があるので、その歴史を今度は私たちが作っていけるように頑張ります。たくさんのご声援、よろしくお願いします。
松崎 みなさんのご声援のおかげで、苦しい場面でも頑張れたり踏ん張れたりします。そういうことに感謝しながら、これからも精一杯プレーしていきますので、応援をよろしくお願いします。
岩崎 NECレッドロケッツで一番小さいのですが、粘り強いレシーバーを目指して頑張ります。これからも応援をよろしくお願いします。
(構成:小野哲史)

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