レッドロケッツ応援記  ~2/16 対東レアローズ 1-3で惜敗も四強への希望は失わない!~

  info_category1.gif2014/02/17



 後半戦に差し掛かり、上位進出をかけ各チームがしのぎを削り合う。すべての試合が負けられない試合であり、まさに「一戦必勝」。
 それぞれが強い決意と、勝利への意志を抱き、2月16日、レッドロケッツは東レアローズと対戦した。

 現在12勝5敗で2位と上位を走る東レだが、1、2レグの対戦はどちらもフルセットでの惜敗。勝敗数は違うが、力の差はないに等しい。だからこそ、セッターの松浦は「特に1レグは、自分たちが勝てる試合を落としてしまった」と悔やんだ。
 残りの対戦にその悔しさをすべてぶつける。チームのコンディションは万全とは言い難い状況ではあったが、チーム全員がそれぞれの役割を果たし、勝利に貢献する。勝利に向け、総力戦で臨んだ。
 幸先良く、近江のブロックポイントからレッドロケッツが先制したが、中盤、終盤に今度はレッドロケッツの攻撃が東レに阻まれる。これまで2度の対戦を通し、相手もどこから攻撃されるのが一番嫌で、そのパターンに持ち込ませないようにするには、サーブをどこに打てばいいか。レシーバーをどこに配置すればいいか。徹底的に対策を練ってくる。セッターとして攻撃を組み立てる松浦は、こう言った。
 「相手の先手、先手を行かなければいけないのに、常に押されて、バタバタしてしまった。自分たちから仕掛けるのではなく、後手になってしまいました」
 第1セットは20-25で落としたが、続く第2セットは、まさに「自分たちから攻める」とばかりに、効果的なサーブで東レの守備を崩し、攻撃が単調になったところをブロックとレシーブで切り返し、ブレイクポイントを挙げる。特にハナ、大野のセンター線からの攻撃が生き、東レのブロックを拡散させ、レフト、ライトから近江、内田、八幡のスパイクで得点し、リードを広げる。まさに理想的な展開で第2セットは25-20でレッドロケッツが奪取した。



 しかし第3セットに入ると、東レは第2セットの教訓を生かし、レッドロケッツのセンター線からの攻撃に警戒を強める。センターを使わせないようにサーブで攻め、なおかつクイックに対しては常にブロックがマーク。山田監督が「センターが封じられて、攻撃が単調になってしまった」と言うように、なかなかサイドアウトが取れず、第3セットは東レに押し切られ、16-25で落としてしまう。
 逆転勝ちに向け、何とか突破口を見出すレッドロケッツは、前日のトヨタ車体戦で鮮烈なデビューを飾った内定選手の家高を第4セットのスタートから起用した。
 高校、大学で培った攻撃力を生かし、ライトへのブロード攻撃や、セッターの前からのBクイックなど多彩な技で家高が得点し流れを呼び込む。「とにかく走りまわって、チームのムードを高めたかった」というフレッシュなルーキーの活躍が起爆剤となり、東レにリードされながらも、1点、また1点とレッドロケッツが追い上げる。
 ベテラン都築の気迫のこもったサーブや、相手コートのスペースを狙った近江の絶妙な攻撃などで得点し、22-23と終盤まで手に汗握る攻防を繰り広げる。しかし、あと一歩がわずかに及ばず、第4セットは23-25で競り負け、セットカウント1-3で敗れ、東レ戦の今季初勝利を飾ることはできなかった。

 一気に相手を押し切るチャンスもあっただけに、試合後、山田監督も「ラリーで粘ってつないでいたらチャンスが来るのに、そこで踏ん張り切れなかった」と悔しい敗戦に、肩を落とす。
 だが、戦いはまだ続く。たとえ今は上位に立っていなくても、四強進出、そして最後に勝者となる可能性は消えたわけではない。むしろ混戦が続く今リーグ、チャンスはまだまだ残されている。
 チームの思いを代表して、松浦が言った。
 「四強入りの光はこれからも消さないし、希望も捨てません。私たちは、いつも上を見て、これからも戦い続けます」
 次節は今季最後のホームゲーム。いざ、とどろきへ。選手、スタッフ、そしてサポーターが一丸となって、勝利の喜びを分かち合おう。




――内定選手の家高選手にとって、今節がデビュー戦となりました。ご自身のプレーはいかがでしたか?
 まず求められているのはムードづくりだと思うので、スパイクを決める、レシーブを拾うこともそうですが、まずはムードをつくることを第一として、コートの中でも外でも声を出して盛り上げることを意識しました。自分のプレーに関しては…、まだまだこれからです(笑)。

――交代直後にスパイクが決まり、家高選手の活躍から流れを引き寄せました
 今日のゲームは、雰囲気があまりよくなかったので、自分が入ったら思い切りプレーをしようと思っていたし、周りの方々からも「ミスをしてもいいから思い切りやっていいよ」と言っていただいたので、思い切りプレーすることができました。ブロード攻撃が得意なので、まずはそこを向上させつつ、長所はどんどん伸ばして、大学の時からムードメーカーとしてやってきたので、NECでも自分がムードをつくっていきたいです。

――4セット目には大事なところでブロックポイントもありました
 自分たちのサーブで崩すと相手の攻撃が絞りやすくなるだけでなく、サイドの選手からも「こっちだよ!」と声をかけてもらっていたので、ブロックポイントにつなげることができました。攻撃に関しても、今は私のデータがないので決まるコースも、これからの試合ではデータも分析されてマークもつくと思いますが、それでも決められるように次も頑張ります。

――では改めて、これからに向けて抱負をお願いします
 来週はホームゲームで、たくさんの方々が応援に来てくださると思うので、一生懸命バレーをすることで、見ている方に「感動した」と思ってもらえるようなプレー、試合がしたいです。自分はまだ新人なので、新人としてのカラーはなくさずに、元気に、ガッツポーズもどんどん出して、大事なホームゲームを勝ちにいきたいです。

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