Vカップの開幕戦となるKUROBEとの一戦。
レッドロケッツは立ち上がりに3点を先取されるも、古谷と廣瀬のスパイク、山内のサービスエースですぐに追いつく。公式戦初スタメンとなった安田と野嶋のコンビでも1点をもぎ取った。中盤の3点のビハインドは、山内の強打と川上のバックアタックで同点に。さらに上野のブロードで勝ち越しに成功した。一進一退となった終盤だったが、勝負所での決定力を欠き、最初のセットを落とした。
それでも第2セットは、上野の速攻や古谷のサービスエースで序盤から走り、廣瀬や野嶋も得点を決めて続いた。ファーストテクニカルタイムアウト以降も、古谷のバックアタックや安田のツーアタックで着実にリードを広げる。終盤も上野の速攻や山内のスパイクで攻撃の手を緩めず、最後は山内のサービスエースでこのセットを奪い返した。
第3セットも廣瀬のスパイクや山内の攻めのサーブから得点を重ねていく。9-8から上野のブロックや安田のサービスエースで5連続得点。その後も上野や野嶋の速攻、廣瀬のスパイクで優位にゲームを進めたレッドロケッツが、このセットも危なげなくものにする。
一気に行きたい第4セット、序盤こそ先行されたが、野嶋の速攻や古谷のバックアタックですぐに立て直した。中盤は上野が速攻を、廣瀬がスパイクを決めるも、ほぼ互角の展開。一歩抜け出された場面では、山内のサーブで崩したチャンスを野嶋がきっちり決めた。途中交代で入った吉田も得点し、最後は安田のサービスエースで勝利を飾った。