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2020/08/31

普及・社会貢献

中学生の「挑戦」をサポート。 川崎市中原区の中学校、バレーボール部顧問の先生方とワークショップを開催

 新しい生活習慣に伴う、特別な夏。



 新型コロナウイルス感染拡大の影響は、スポーツ界にも大きく広がっている。3月の天皇杯皇后杯全日本選手権や、5月の黒鷲旗選抜バレーボール選手権大会、7月のサマーリーグが相次いで中止。Vリーグだけでなく、小学生、中学生、高校生に目を向ければ通常ならば7月、8月に開催が予定されていた全国大会も軒並み中止。日々、積み重ねて来た練習の成果を発揮するための発表の場が奪われてしまった。
 そんな学生バレーボール選手たちの力になることはできないか。一方的に押し付けるのではなく、求められることを知り、その要望にこたえるべく、まずは意見を聞くべきではないか。そんな思いを込め、日頃からレッドロケッツをサポートしてくれるホームタウン、川崎市中原区の中学校で男女バレーボール部の顧問を務める6名の先生方と金子隆行監督、中西了将チームディレクター(以下、TD)など、チームからも代表者が集い、8月22日、ワークショップが開催された。



 まず中西TDから「本来ならばバレー教室が行われている時期だが、今年は開催が難しい。そこで先生方や、生徒さんから『こんなことをやってほしい』という声があれば、どんどん積極的に教えてほしい」と投げかけると、部員数32名の宮内中、男子バレー部顧問の竹田千織先生から「バレー教室で選手の方々のプレーが身近に見られ、教えてもらうことが子どもたちにとってもいい刺激になっていた。この状況下では大勢が集まるのは難しいが、2人ずつ学校に来て指導をしてもらう、一緒に練習してもらうなど、いろいろな選手と携われるだけで選手のモチベーションも上がる」と意見が述べられた。





 夏の全国大会に向けた予選など、多くの大会が中止を余儀なくされたが、現在は手洗いやうがい、消毒やマスク着用など予防に努め、中学校の練習も行われている。もちろん練習時間の制限は設けられるなど、昨年までの“これまで通り”とは異なるが、10月には大会も行われる予定だという。
 バレー教室を行う選手、スタッフからすれば、地元の中学生と共にバレーボールを楽しむことでNECレッドロケッツというチームを知ってもらうこと。一緒にバレーボールをして、接した仲間としてVリーグの試合に臨む選手やチームを身近に感じてほしい、という思いもあり、もちろん中学生にとっても普段は接することのできないトップ選手と触れ合うのは貴重な時間でもある。

※例年地元川崎市をはじめ全国で開催するバレーボール教室


 だが、生じる効果はそれだけでない。川崎市中原区の中学校では、多くが中学からバレーボールを始めた初心者で、「『ハイキュー!!』(講談社)に憧れてバレーを始めた」という子も多い。マンガを通して見る華麗なプレーに憧れる一方、実際の試合や練習では「声を出して盛り上げよう」と言っても、経験がないため、盛り上げるよりも恥ずかしさが勝ってしまい、声を出すことができない選手も少なくない。そのため、選手たちが見せるデモンストレーションや、ウォーミングアップ時に声を出しながらプレーする姿勢は、中学生や、その指導者にとってこれ以上ないお手本なのだという。

※公式YouTubeチャンネルに掲載の『90_RedRockets』はよりリアルな雰囲気が味わえるよう「音」に拘って制作されている


 さらに言えば、「バレーボール部顧問」と言っても、ひとくくりにすることはできず、中学、高校までバレーボール部に所属した経験者もいれば、野球など他競技をやってきたのでバレーボール経験はないという先生もいる。そのため、「自分ができないのでどんな練習をしたらいいのかわからない。選手だけでなく、男性コーチの方から練習メニューを教えていただけるだけでも参考になる」と述べられるなど、聞かなければわからない貴重な意見も挙がった。
 これまでも地元、とどろきアリーナでのホームゲームは会場を真っ赤に染め、選手たちも「たくさんの声援に背中を押される」と言う、大勢の観客が訪れる。だが、意外にも「直接観戦したことがない」と言う先生方も多く、「ホームゲームを直接応援する機会があれば選手も喜ぶし、セット間のイベントや、ボールコレクターなど、お手伝いできることもあるのではないか」といった声も挙がった。

※ワークショップ後の「Nトレ」撮影見学時に、レシーブの教え方について金子監督と熱心に話し込む先生方


 ワークショップは30分という限られた時間ではあったが、バレーボール教室や練習見学など直接触れ合う機会を持つことでさまざまな刺激や学びがあること。レッドロケッツで積極的に取り組むSNSでのトレーニングメニューや練習メニューの発信も、選手にとって有用であることなど、現場の声から学ぶことは多く、金子監督も「みなさんが求めていることを少しでもお手伝いしていきたい。僕たちの本業は勝つこと、優勝することではありますが、小学生や中学生、地元の子供たちにモチベーションを与えられる存在にならなければならないと思うので、さまざまなアプローチができるように、積極的に取り組んでいきたい」と述べた。
 後半の30分は、選手たちがポジションごとに「Nトレ(※注1)」で配信する動画を撮影。その様子を先生方が見学し、金子監督や中西TDと練習の方法や取り組み方などを笑顔で話す姿が見られ、地元中学校教諭とのワークショップという初めての試みは、盛況のうちに閉幕した。





 挙げられた貴重な意見は、どこまで実現可能であるか、感染状況やリーグに向けたチームの練習スケジュールと参照しながら具体的に進めて行く予定だ。今はまだ小さな取り組みではあるが、地元の声援を力に、愛されるレッドロケッツとして、自らチャレンジし、中学生たちの挑戦を後押しする。新たな取り組みを1つ1つ実行していく、これからがスタートだ。




(※注1)選手主導の元、直にイベントやバレーボール教室が実施できない中で、「何かできないか」と始まった企画。公式YouTubeチャンネルに動画で運動不足解消の「自宅でできるトレーニング」、部活生を対象とした「バレーボール教室」を配信している。

※画像をクリックして動画をご覧頂けます
■『Nトレ 自宅でできるトレーニング』(※2020年4月配信)

■『Nトレ バレーボール教室』(2020年8月下旬より配信)
 

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V.LEAGUE

NEC
レッドロケッツ

NECレッドロケッツ

3

vs

16 - 25
25 - 18
25 - 15
25 - 17
-
1

デンソーエアリービーズ

2020/12/05 13:00

とどろきアリーナ

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