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NEWSNECレッドロケッツ ニュース

2020/11/16

試合レポート

■レッドロケッツ応援記 ~11/14 対トヨタ車体クインシーズ サイドアウトを取りきれず、ホームゲームで悔しい敗戦~

 試合開始前から、大田区総合体育館は熱気で溢れていた。

 今季3戦目のホームゲーム、ここまで6勝1敗で首位と好調を維持することもあり、選手入場、試合前の公式練習から期待は高まるばかり。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染予防の観点からリモートマッチも余儀なくされる中、レッドロケッツサポーターで真っ赤に染まったスタンドは選手にとってこれ以上ない強みだ。



 その力に背を押され、試合の立ち上がりからレッドロケッツが先行。主将の山内のスパイクで先制点を挙げると、ネリマンのブロック、塚田のツーアタック、島村の速攻や古賀のスパイクで得点し、8-6とリードする。
 特に気迫あふれるプレーでチームを牽引したのがネリマンだ。昨季まで3シーズン、トヨタ車体でプレーしており、言うならばすべてを知り尽くした相手でもある。中でも公式ホームページのプロフィール欄で尊敬する人として名を挙げ、「コートを離れればよき友人」というトヨタ車体のミドルブロッカー、荒木とのマッチアップは互いに「絶対負けない」と気迫がぶつかり合う。バックセンターで相手のスパイクをレシーブした後も大きな声でトスを呼び、そのままバックアタックに入り、ブロックを豪快に打ち抜き、吼えるネリマンの姿はチームを鼓舞した。



 終盤まで競り合う展開が続く中、先に抜け出したのはレッドロケッツ。古賀のスパイクやブロックで23-21と2点をリードする。これまでならば、勢いそのままに第1セットを先取するのがレッドロケッツの勝ちパターンなのだが、あと2点、と迫ったところでトヨタ車体のサーブに押され、連続失点を喫する。古賀が「オフェンスが機能せず、サイドアウトが1本で取りきれなかった」と悔やんだように、攻撃が手詰まりになったところをブロックで止められ、逆転を許し、23-25で第1セットはトヨタ車体が先取した。



 第2セットからはセッターの塚田に代えてスタートから澤田を投入。古賀、山田、島村の攻撃で得点し第1セット同様に先行するが、中盤にはトヨタ車体のサーブで崩され攻撃が単調になったところで連続失点し10-13と逆転を許す。
 ここで金子監督は山内に代えて吉田をコートへ。持ち味でもある速いスイングスピードから放たれる豪快なスパイクが決まり、劣勢の中、吉田の思いきりのいいプレーがチームに再び流れを引き寄せ、13-13と同点へ追い上げる。



 今季好調のエース、古賀のスパイクが続けて決まり先行するレッドロケッツに対し、組織的なディフェンスから多彩な攻撃を展開するトヨタ車体。両者一歩も譲らず、第1セットと同じく僅差のまま終盤を迎えたが、23-23からトヨタ車体が抜け出し23-25。第2セットも奪われ、第3セットからは吉田、上野を投入して流れを変えようと試みるも及ばず、第3セットは21-25。セットカウント0-3で敗れ、今季2敗目を喫した。

 相手に完膚なきまでに叩きのめされたというよりも、これまでは通って来た攻撃を通しきれず、相手のスパイクをつないでチャンスに結びつけてきたプレーがつながらず、消化不良のまま敗れたせいか、金子監督も悔しい敗戦に表情を曇らせる。



「ホームゲームに向け、しっかり準備をしてきたつもりでしたが、相手を崩した状況から得点させてしまい、リズムが取れなかった。勝っている時は、その状況でブレイクを重ねて攻撃に展開できていたが、それができなかったのが敗因の1つ。(途中出場の)吉田は持ち味を生かして、キレのある攻撃、若者らしく思いきって腕を振り切るジャンプサーブなどいいプレーをしてくれたが、それをつなげられませんでした。今日は心と身体のタイミングが合わなかったので、しっかり修正して次戦に臨みたいです」
 古巣との対戦を勝利で飾れなかったネリマンは敗れたことは悔しい、と言いながらもすぐに切り替え、前を見据えた。
「(荒木)絵里香、(渡邊)彩という素晴らしいミドルブロッカーたちにいい仕事をさせてしまった。クインシーズは素晴らしいチームですが、私は今、レッドロケッツで素晴らしいエネルギーをもらっています。これから頂点に向けてまだまだ強くなるチーム。今日は負けてしまいましたが、私はこのチームで優勝する、優勝できる自信を持っています」



 得点を取った時以上に、劣勢時は「がんばれ!」と背を押すようなハリセンの音が会場を包み、1つになって戦う空気感。その雰囲気をネリマンは「本当に素晴らしかった」と語ったが、そう感じていたのはレッドロケッツの選手だけでなく相手も同じ。試合では苦しめられたトヨタ車体の荒木も「NECさんの素晴らしいホームゲームで試合ができて、久々の感覚、選手として幸せを感じた」と称えた。もちろんそれはレッドロケッツも同様で、コロナ禍でも大勢の観客の前で戦える幸せをかみしめるように、トヨタ車体戦では敗れたが、翌日の日立リヴァーレ戦は3-0で制し、ホームの応援に勝利で応えた。
 勝ち続ける時に得られるものも大きいが、負けて学ぶこと、得られることも大いにある。さらに強いレッドロケッツになるべく、まだまだ今は成長の時。あの敗戦があったから、と笑顔で振り返る日に向けて、もっともっと、強くなる。

■HOT TOPICS 吉田あゆみ



 訪れるチャンスは逃さない。いつ出番が来てもこれまで積み上げて来た練習の成果を出せるように。出たい、出たいと願い続けた試合で自分の武器を発揮できるように。2セット目に入って間もなく、吉田あゆみはベンチでジャンプを繰り返し、その時を待っていた。
 そして、チャンスは訪れた。
 第1セットを失い、8-9と相手に逆転を許した場面で、主将の山内美咲に代わり吉田がコートへ。緊張の面持ちで、手を振り、フーッと息を吐く。直後にサーブで狙われ、体勢を崩されるも、古賀紗理那がうまくカバーしてくれて9-10。少しほぐれた緊張が、少しずつ高揚に変わる。
 本来のポジションであるレフト側ではなく、ライト側から放ったスパイクが鋭角にクロスへ決まり、11-13。得点した吉田以上に、コートに立つ他の選手たちも、ベンチの選手、スタッフ、そして会場を真っ赤に染めたレッドロケッツサポーターからも沸き起こる、大きな拍手。続けざまに吉田の放ったジャンプサーブが効果を発し、13-13と同点に追い上げる起爆剤となった。
「途中から入るので、ものすごく緊張していました。でも自分がコートに入ることで少しでもプラスになるように、喜び方を意識したり、できることを精いっぱいやってみようと心がけました」
 先週はピンチサーバーとしてコートに立ったが、これほど長くVリーグのコートでプレーし、何度もスパイクを決めたことも、サーブで狙われ失点に絡んでしまったことも、すべてが初めての経験。
「周りのチームメイトから声をかけてもらって、いいトスを上げてもらった。スパイクは少しいいところも出せましたが、レセプションで崩されてしまう場面も多かったので、修正して臨みたいし、この悔しい思いをバネにやるべきことをやって、いいところを出せるように頑張りたいです」
 すべてを、力に変えて。更なる飛躍を誓う。

11/14 トヨタ車体クインシーズ戦ハイライト動画はこちら


11/15 日立リヴァーレ戦ハイライト動画はこちら


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3

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